英文法 2022 9 18

書名 英文法、ネイティブがもっと教えます
著者 デイビッド・セイン 森田 修  NHK出版新書

 英語は、簡単な単語ほど難しい。
たとえば「it」は意味が曖昧な状態だから、
わざわざ日本語に訳さなくてもよいと思っていました。
 数年前、日本で話題になった本の題名で
「The Room Where It Happened」を
「それが起きた部屋」と訳している人が多かったですが、
この場合の「it」は訳さなくてよい。
「あの部屋で起こったこと」という訳が自然だと思ったのです。
 しかし、著者によると、
「it」は、話者と聞き手の間には、
ある程度の共通認識があるという。
 つまり「it」は「同じ感覚をシェアしている」という
ニュアンスが伴うという。
 だから「You said it.」は、
「私が言おうとしていることをあなたが言ってくれた。
私たちは同じ感覚をシェアしているね」という意味だという。
つまり、「it」には仲間意識のようなものがあるという。
 英単語は、簡単な単語ほど難しい。
何歳になっても英語の勉強は必要だと思いました。















































































































スマートフォンのトップページへ